「シアリスを飲んで死亡することはある?」「心臓への負担や重い副作用が心配」と不安に感じている方もいるでしょう。
シアリスの有効成分であるタダラフィルでは、死亡例を含む心筋梗塞などの重篤な心血管系有害事象が報告されています。
ただし報告された死亡例すべてについて、シアリスが直接の死亡原因だったと確認されているわけではありません。
国内の添付文書でも死亡例を含む重篤な心血管系有害事象が報告されていることから、服用前に心血管系障害の有無を十分確認するよう警告されています。
とくに注意が必要なのは…
- 心臓や血管に持病がある
- 血圧が極端に低い・高い
- 20mgを超える量を自己判断で服用する
- 硝酸剤などの併用禁忌薬を使用している
といったケースです。
また海外から個人輸入したシアリスを使用する場合は、偽造品にも注意しなければなりません。
過去にはシアリス50mg・100mgを装った模造品から本来の有効成分であるタダラフィルではなく、シルデナフィルが検出された事例もあります。
そこで今回は、シアリスの死亡例や死亡リスクが高まる可能性があるケース・併用禁忌・副作用・購入方法・個人輸入するときの注意点まで詳しく解説します。
シアリスは死亡リスクや副作用だけでなく、国内での購入方法と個人輸入の違いまで理解したうえで選ぶことが重要です。
購入方法について先に知りたい方は、以下から確認できます。
>> シアリスの購入方法と注意点を先に見る
シアリスの服用で死亡した人はいる?

シアリスの有効成分であるタダラフィルでは、服用後の死亡例が報告されています。
国内のタダラフィル製剤の添付文書には、死亡例を含む心筋梗塞などの重篤な心血管系有害事象が報告されていることが明記されています。
副作用欄にも頻度不明の事象として…
- 失神
- 脳卒中
- 低血圧
- 狭心症
- 心筋梗塞
- 心臓突然死
などが記載されています。
ただしタダラフィルを服用した人が死亡したこと・タダラフィルが原因で死亡したことは同じではありません。
添付文書では、これらの症例の多くがタダラフィルを服用する前から心血管系障害などの危険因子を持っていたことが報告されています。
そのため…
- タダラフィルそのもの
- もともとの心血管系疾患
- 性行為による心臓への負担
のどれによって有害事象が起きたのかを特定することはできないとされています。
つまりシアリスには死亡報告があるものの、適切に服用しても死亡する危険な薬という意味ではありません。
一方で死亡例がある以上、承認されている薬だから誰でも安全に使えると考えるのも適切ではありません。
とくに心血管系の持病・血圧・併用している薬・服用量などを確認することが重要です。
シアリスで死亡リスクが高まる可能性があるケース

シアリスの有効成分であるタダラフィルは、すべての方が同じ条件で使用できるわけではありません。
国内の添付文書では、心血管系の状態・血圧・過去に発症した病気などによって、使用できないケースが定められています。
とくに注意したいのは、以下の3つです。
心臓や血管に持病がある
心臓や血管に持病がある方は、シアリスを自己判断で使用しないよう注意が必要です。
タダラフィルには血管を拡張して、血圧を下げる作用があります。
さらに性行為自体も心臓への負担になるため、国内の添付文書ではED治療を開始する前に心血管系の状態を確認するよう定められています。
以下に該当する方は、国内のタダラフィル製剤では禁忌です。
- 不安定狭心症がある方
- 最近3か月以内に心筋梗塞を起こした方
- 性交中に狭心症を起こしたことがある方
- 最近6か月以内に脳梗塞・脳出血を起こした方
- 心血管系障害があり性行為そのものが不適当な方
なお心筋梗塞の既往歴については3か月以内であり、シルデナフィルなど一部のED治療薬とは条件が異なります。
心臓病の治療を受けている場合は、ED治療薬くらいなら問題ないだろうと判断せず、服用中の薬も含めて医師や薬剤師へ伝えることが重要です。
血圧が極端に低い・高い
血圧が極端に低い方や十分にコントロールされていない高血圧の方も注意が必要です。
国内のタダラフィル製剤では、以下に該当する方への投与は禁忌とされています。
| 状態 | 基準 |
| 低血圧 | 90/50mmHg未満 |
| コントロール不良の高血圧 | 安静時血圧170/100mmHg超 |
タダラフィルには血管拡張作用による降圧作用があるため、もともと血圧が低い方ではさらに血圧が下がる可能性があります。
また降圧薬・α遮断薬などとの併用でも、血圧低下が強まる可能性があります。
α遮断薬との併用では、失神などを伴う血圧低下が報告されています。
「普段から低血圧だから慣れている」「高血圧の薬を飲んでいるから大丈夫」と自己判断するのは避けましょう。
自己判断で過量服用する
「10mgでは効かなかった」「多く飲めば効果も強くなるだろう」と自己判断で服用量を増やすことも避けましょう。
国内のシアリスでは、通常成人にタダラフィル10mgを1日1回使用し、10mgで十分な効果が得られず忍容性が良好と判断された一部の患者では20mgまで増量できます。
国内で承認されている最大用量は20mgです。
また1日の投与は1回までで、服用間隔は24時間以上空けることとされています。
40mgを自己判断で使用したり、効かなかったからと短時間でもう1錠追加したりするのは避けるべきです。
タダラフィルの過量投与には特異的な解毒薬がなく、腎透析による速やかな除去も期待できないとされています。
またタダラフィルは作用時間が比較的長く、国内添付文書では服用後36時間まで有効性が確認されているため、その期間は安全性にも十分配慮するよう注意されています。
十分な効果を感じられない場合も、自己判断で用量や服用回数を増やさないことが重要です。
シアリスと一緒に飲んではいけない薬

シアリスには、一緒に使用してはいけない併用禁忌の薬があります。
とくに注意が必要なのが、狭心症の治療に使用される硝酸剤・NO供与剤です。
タダラフィルと併用すると降圧作用が増強し、血圧が過度に低下する可能性があるため、国内添付文書では警告および併用禁忌に指定されています。
主な併用禁忌は、以下のとおりです。
| 薬の種類 | 主な薬剤例 | 注意する理由 |
| 硝酸剤・NO供与剤 | ニトログリセリン・亜硝酸アミル・硝酸イソソルビド・ニコランジルなど | 降圧作用が増強し、過度な血圧低下を起こすおそれ |
| sGC刺激薬 | リオシグアト | 血圧低下を起こすおそれ |
併用禁忌ではありませんが、注意が必要な薬・飲食物もあります。
代表的なものは…
- 降圧薬
- α遮断薬
- グレープフルーツジュース
- イトラコナゾールなどのCYP3A4阻害薬
- リトナビルなどのHIVプロテアーゼ阻害薬
などです。
普段から処方薬・市販薬を使用している方は、自分で薬の商品名だけを見て判断せず、医師または薬剤師へ使用している薬をすべて伝えましょう。
シアリスの危険な副作用・服用後に注意したい症状

シアリスでは、頭痛・消化不良・ほてり・動悸などの副作用が報告されています。
国内添付文書では、4時間以上の勃起延長や持続勃起症が外国でまれに報告されており、処置が遅れると陰茎組織の損傷や勃起機能を永続的に損なう可能性があると注意喚起されています。
また急激な視力低下・視力喪失が現れた場合は服用を中止し、速やかに眼科専門医の診察を受ける必要があります。
シアリス服用後に胸痛が現れた場合は自己判断でニトログリセリンなどを使用せず、医療機関を受診した際にタダラフィルを服用したこと・服用時刻を必ず伝えてください。
シアリスを検討する際に知っておきたい購入方法

シアリスを購入する方法は、主に市販薬を薬局・ドラッグストアで購入する方法、医療機関で処方を受ける方法、海外から個人輸入する方法の3つがあります。
2026年7月31日からは、タダラフィル10mgを含む市販薬「シアリス」が一部の薬剤師在籍店舗で販売されています。
市販薬は要指導医薬品に分類されているため、通常の商品棚から自由に購入できるわけではありません。
購入者本人がチェックシートに回答し、薬剤師から情報提供や確認を受けたうえで購入する必要があります。
一方、医療機関では医療用のシアリスやタダラフィル製剤の処方を受けられます。
医師が持病や服用中の薬などを確認したうえで、使用できるかや適切な用量を判断してもらえる点が特徴です。
国内の医療用シアリスでは、ED治療に通常10mgが使用され、条件を満たす場合は20mgまで増量できます。
また海外で流通しているシアリスなどを自分自身で、使用する目的で取り寄せる個人輸入という方法もあります。
ただし個人輸入品は日本国内で正規に流通している医薬品と同じ基準で、品質・有効性・安全性が確認されているとは限りません。
過去には、シアリスを装った模造品から本来とは異なる成分や含有量が検出された事例もあります。
シアリスを検討するときは価格や購入しやすさだけではなく、用量・持病・併用薬・品質面なども含めて入手方法を比較することが重要です。
とくに個人輸入を検討している場合は、国内で購入できる市販薬や医療用医薬品との違いを理解したうえで判断しましょう。
個人輸入代行サービスを利用する場合、価格だけでなく、支払い方法・配送条件・問い合わせ窓口などの違いも確認しておくことが重要です。
個人輸入そのもののリスクや注意点を理解したうえで、サービスごとの違いを比較しましょう。
| サイト | 公式 | 特徴 |
|---|---|---|
| お薬なび | 公式サイトへ |
|
| グー薬局 | 公式サイトへ |
|
| ライフパートナー | 公式サイトへ |
|
| ネットのくすり屋さん | 公式サイトへ |
|
シアリスを個人輸入代行サイトで購入するときの注意点

個人輸入代行サイトでシアリスを入手する場合は、一般的な国内通販と同じ感覚で判断しないことが重要です。
とくに注意したいポイントは、以下の3つです。
- 成分や品質を外見だけで判断できない
- 個人輸入は自分自身で使用することが原則
- 安全性を保証する表現だけで判断しない
成分や品質を外見だけで判断できない
個人輸入品についてとくに注意したいのが、偽造シアリスです。
厚生労働省関連の注意喚起では、過去に「シアリス50mg」「シアリス100mg」と表示された模造医薬品が確認されています。
本来の有効成分であるタダラフィルではなく、別のED治療薬成分が含まれていたこともあり、間質性肺炎で死亡した男性の自宅からシアリス50mgを装った模造品などが見つかっています。
ただし男性が模造品を服用していたかは確認できておらず、死亡との因果関係も分かっていません。
この事例から、偽造シアリスを飲むと死亡すると断定することはできませんが、パッケージや錠剤の外見だけでは、中身や含有量を判断できないことは分かります。
個人輸入は自分自身で使用することが原則
医薬品の個人輸入は、自分自身で使用することを目的とした制度です。
厚生労働省は、他人へ譲る・他人へ販売する・他人の分までまとめて輸入することは認められていないと案内しています。
そのため「余った錠剤を知人へ渡す」「まとめ買いして転売する」「友人の分も一緒に注文する」といった利用は避けましょう。
また輸入できる数量や必要な手続きは、医薬品の区分によって異なります。
実際に個人輸入を行う場合は、購入時点の厚生労働省・地方厚生局の最新情報を確認してください。
安全性を保証する表現だけで判断しない
「100%正規品」「絶対に安全」「副作用なし」といった表示だけを根拠に、商品や個人輸入代行サイトを選ぶのは避けましょう。
そもそも正規のシアリスでも、副作用や併用禁忌があります。
さらに個人輸入品では、過去にシアリスを装った偽造品から表示とは異なるED治療薬成分が検出されています。
個人輸入代行サービスを比較する場合も広告表現だけではなく…
- 配送条件
- 運営者情報
- 支払い方法
- 問い合わせ窓口
- キャンセル・返金条件
など、確認できるサービス情報もチェックしましょう。
また国内の薬剤師在籍店舗で、正規の市販薬シアリス10mgを購入できる選択肢もあります。
個人輸入するかどうかは、こうした国内の入手方法と比較したうえで判断することが重要です。
シアリスの死亡リスクについてよくある質問

- Qシアリスを2錠飲んだら死亡しますか?
- A
2錠飲んだから必ず死亡するわけではありませんが、1錠あたりの用量によっては過量服用になる可能性があります。
国内のタダラフィル製剤は1日1回までで、投与間隔を24時間以上空けることとされています。
また過量投与に特異的な解毒薬はありません。
すでに予定より多く服用し、失神・強い胸痛など症状が現れている場合は、追加服用せず速やかに医療機関を受診してください。
- Q他のED治療薬を一緒に飲んでもいいですか?
- A
自己判断で複数のED治療薬を併用することは避けましょう。
国内添付文書では、PDE5阻害薬またはほかのED治療薬を使用している患者について、併用使用の経験がないとされています。
シアリスが効かなかったからバイアグラも追加するといった使い方はせず、効果が十分でない場合は医師または薬剤師へ相談してください。
- Qシアリスを飲んだ後に胸が痛くなったらどうすればいいですか?
- A
強い胸痛や胸部の圧迫感、息苦しさなどが現れた場合は、追加服用せず速やかに医療機関を受診してください。
タダラフィルでは、心筋梗塞・狭心症・心臓突然死・低血圧・失神などが有害事象として報告されています。
またニトログリセリンの硝酸剤・NO供与剤とタダラフィルの併用は禁忌です。
医療機関を受診するときは、シアリスを服用したこと・服用した時刻を必ず医療従事者へ伝えましょう。
まとめ

シアリスの有効成分であるタダラフィルでは、死亡例を含む心筋梗塞などの重篤な心血管系有害事象が報告されています。
ただし報告された症例の多くは、服用前から心血管系障害などの危険因子を有しており、タダラフィル・性行為・もともとの心血管系疾患などのうち、何が原因となったか特定できないとされています。
とくに注意したいのは…
- 心臓や血管に持病がある
- 血圧が極端に低い・高い
- 20mgを超える量を自己判断で服用する
- 硝酸剤などの併用禁忌薬を使用している
といったケースです。
また個人輸入では、偽造品にも注意しなければなりません。
過去には、シアリス50mg・100mgを装った製品から本来のタダラフィルではなく、シルデナフィルが検出された事例も確認されています。
一方タダラフィル10mgの市販薬「シアリス」が一部の薬剤師在籍店舗で販売されており、処方箋なしで国内正規品を入手できる選択肢も登場しています。
死亡例の有無や価格だけで判断せず、持病・血圧・併用薬・服用量・入手経路まで確認したうえで、自分に適した方法を選ぶことが大切です。
個人輸入を検討する場合は、価格だけではなく、支払い方法・配送条件・問い合わせ窓口など、サービスごとの条件も確認しましょう。
また個人輸入には、国内で購入できる正規の市販薬・医療用医薬品とは異なるリスクがあります。
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