「カマグラゴールドを飲んで死亡することはある?」「重い副作用が起こらないか心配」と不安に感じている方もいるでしょう。
ただカマグラゴールドという製品名に限定した死亡件数を把握できる集計は確認できませんでした。
一方、有効成分であるシルデナフィルでは、死亡例を含む心筋梗塞などの重篤な心血管系有害事象が報告されています。
そのため「カマグラゴールドによる死亡例が確認できない=安全」と判断するのは適切ではありません。
とくに注意が必要なのは、心臓や血管に持病がある方、血圧が極端に低い・高い方、国内承認量を超える高用量を自己判断で服用する方などです。
またニトログリセリンのような薬の硝酸剤・NO供与剤との併用ではシルデナフィルの降圧作用が増強し、血圧が過度に低下する可能性があるため併用禁忌とされています。
さらに、カマグラゴールドのような海外流通品を個人輸入する場合は、国内で承認された医薬品と同じ基準で品質・有効性・安全性が確認されているとは限りません。
厚生労働省も、個人輸入品には偽造製品や表示と異なる成分を含む製品などのリスクがあると注意喚起しています。
そこで今回はカマグラゴールドの死亡リスクについて、シルデナフィルの公的な安全性情報をもとに、死亡例・注意すべきケース・併用禁忌・副作用・購入前に知っておきたいポイントまで解説します。
カマグラゴールドは、死亡リスクや併用禁忌だけでなく、国内承認薬との違いや個人輸入のリスクまで理解したうえで判断することが重要です。
購入方法について先に確認したい方は、以下から該当箇所へ移動できます。
>> カマグラゴールドの購入方法と注意点を先に見る
カマグラゴールドの服用で死亡した人はいる?

カマグラゴールドについて、服用したことが直接の原因となった死亡者が何人いるといった製品単独の死亡件数を日本の公的資料から把握することは困難です。
ただしカマグラゴールドの安全性を考えるうえでは、有効成分であるシルデナフィルの死亡報告を無視することはできません。
現在の国内シルデナフィル製剤の添付文書でも「死亡例を含む心筋梗塞等の重篤な心血管系等の有害事象が報告されている」として、使用前に心血管系障害の有無を十分確認するよう警告されています。
また副作用欄には頻度不明の事象として…
- 失神
- 低血圧
- 心筋梗塞
などが記載されています。
心筋梗塞については因果関係が明らかではないものの、シルデナフィル投与後の発症例が報告されています。
したがって、カマグラゴールドで死亡した人がいるかだけではなく、自分の心血管系の状態や血圧・併用している薬・服用量まで含めてリスクを判断することが重要です。
カマグラゴールドで死亡リスクが高まる可能性があるケース

シルデナフィルは、すべての人が同じ条件で使用できる成分ではありません。
国内承認製剤では心血管系の状態・血圧・既往歴などによって、投与できないケースが細かく定められています。
とくに注意したいのは、以下の3つのケースです。
心臓や血管に持病がある
心臓や血管に持病がある方は、シルデナフィルの使用に注意が必要です。
シルデナフィルには血管を拡張する作用があり、血圧を下げる作用があります。
また性行為そのものも心臓への負担になる可能性があります。
そのため国内承認製剤では心血管系障害があり、性行為そのものが不適当と考えられる方への投与は禁忌です。
さらに…
- 最近6か月以内に脳出血を起こした方
- 最近6か月以内に脳梗塞を起こした方
- 最近6か月以内に心筋梗塞を起こした方
も投与しないこととされています。
シルデナフィル発売初期にFDAへ報告された米国の服用後死亡69例でも、51例に冠動脈疾患の危険因子が認められていました。
心臓や血管の治療を受けている方は、ED治療薬くらいなら大丈夫だろうと自己判断せず、服用している薬も含めて医師や薬剤師へ確認することが重要です。
血圧が極端に低い・高い
もともとの血圧が極端に低い方や治療によって十分に管理されていない高血圧の方も注意が必要です。
国内承認シルデナフィル製剤では、以下に該当する方は禁忌とされています。
| 状態 | 基準 |
| 低血圧 | 90/50mmHg未満 |
| 管理されていない高血圧 | 安静時収縮期血圧170mmHg超 |
| 管理されていない高血圧 | 安静時拡張期血圧100mmHg超 |
シルデナフィル自体に降圧作用があるうえ、降圧薬やα遮断薬との併用によって血圧低下が強まる可能性もあります。
「普段から血圧が低いけど慣れている」「薬を飲んでいるから高血圧でも問題ない」と自己判断するのは避けましょう。
国内承認量を超える高用量を自己判断で服用する
カマグラゴールドを検討する際は、含有量にも注意が必要です。
日本国内でED治療に承認されているシルデナフィルの用法・用量は、通常成人で1回25〜50mg、1日1回です。
高齢者や肝障害のある方、重度の腎障害がある方では25mgから開始し、投与間隔は24時間以上空けることとされています。
一方、海外ではシルデナフィル100mg規格も存在し、チェコの医薬品規制当局SÚKLが捕捉した「Kamagra GOLD-100」でも、表示上はシルデナフィル100mg/錠とされていました。
つまり100mg表示の製品を1錠服用すると、日本国内でEDに承認されている1回最大50mgを上回る量になります。
これは100mgを飲めば死亡するという意味ではありませんが、日本の承認用量を基準に自己判断で使用することはできません。
また効果が弱いからといって2錠目を追加したり、短時間で繰り返し服用したりするのも避けるべきです。
シルデナフィルの過量投与には特異的な解毒薬がなく、透析によって速やかに除去することも期待できないとされています。
カマグラゴールドと一緒に飲んではいけない薬

シルデナフィルには、一緒に使用してはいけない併用禁忌の薬があります。
中でも特に重要なのが、狭心症などに使用される硝酸剤・NO供与剤です。
シルデナフィルと硝酸剤・NO供与剤を併用すると降圧作用が増強し、血圧を過度に低下させる可能性があります。
国内承認製剤では警告にも記載されている重要な併用禁忌です。
主な併用禁忌は以下のとおりです。
| 薬の種類 | 主な薬剤例 | 注意する理由 |
| 硝酸剤・NO供与剤 | ニトログリセリン・亜硝酸アミル・硝酸イソソルビド・ニコランジルなど | 降圧作用が増強し、過度な血圧低下を起こすおそれ |
| 抗不整脈薬 | アミオダロン塩酸塩の経口剤 | QTc延長作用が増強するおそれ |
| sGC刺激薬 | リオシグアト | 症候性低血圧を起こすおそれ |
なお、リトナビル・イトラコナゾールなどの一部のCYP3A4阻害薬は、国内シルデナフィル製剤では併用禁忌ではなく併用注意です。
降圧薬やα遮断薬についても、血圧低下が強まる可能性があるため注意が必要です。
自分が服用している薬の商品名だけを見て判断せず、処方薬・市販薬を含めて医師や薬剤師へ伝えましょう。
カマグラゴールドの危険な副作用・服用後に注意したい症状

シルデナフィルでは、ほてりや頭痛などの副作用が報告されています。
一方、次のような症状が現れた場合は、単なる軽い副作用と決めつけず注意が必要です。
シルデナフィルの添付文書では、4時間以上勃起が続いた場合、速やかに処置を行わないと陰茎組織の損傷や勃起機能を永続的に損なう可能性があると注意喚起されています。
また急激な視力低下・視力喪失が現れた場合は服用を中止し、速やかに眼科専門医を受診するよう定められています。
心筋梗塞・低血圧・失神も頻度不明の副作用として掲載されています。
なお心筋梗塞について、シルデナフィルとの因果関係が明確に確認されているわけではありません。
シルデナフィルを服用した後に強い胸痛が出た場合、狭心症の薬を自己判断で使用せず、医療従事者へシルデナフィルを服用したことを必ず伝えてください。
カマグラゴールドを検討する際に知っておきたい購入方法

カマグラゴールドを検討している場合、価格だけで入手方法を決めるのではなく、日本国内で承認されているシルデナフィル製剤との違いを理解しておくことが重要です。
日本国内では、ED治療薬としてシルデナフィル25mg・50mg製剤が承認されており、医師の処方箋により使用する処方箋医薬品です。
一方、カマグラゴールドは海外で流通している製品で、日本国内で承認されたシルデナフィル製剤とは異なります。
海外の医薬品を自分自身で使用するために、取り寄せる方法として個人輸入があります。
厚生労働省によると、個人輸入は輸入者本人が自分で使用することが前提であり、輸入した医薬品を他人へ販売・譲渡したり、他人の分までまとめて輸入したりすることは認められていません。
また海外から個人輸入する医薬品は、日本の医薬品医療機器等法に基づいて国内承認薬と同じ品質・有効性・安全性の確認が行われているとは限りません。
「安いから」「ネットで簡単に購入できるから」という理由だけで判断せず、持病・併用薬・含有量・入手経路まで含めて検討することが重要です。
個人輸入代行サービスを利用する場合は価格だけでなく、支払い方法・配送条件・問い合わせ窓口などのサービス条件も確認しましょう。
また個人輸入品は、国内承認薬と同じ品質・安全性が保証されるものではありません。
リスクを理解したうえで比較することが大切です。
| サイト | 公式 | 特徴 |
|---|---|---|
| お薬なび | 公式サイトへ |
|
| グー薬局 | 公式サイトへ |
|
| ライフパートナー | 公式サイトへ |
|
| ネットのくすり屋さん | 公式サイトへ |
|
カマグラゴールドを個人輸入代行サイトで購入するときの注意点

個人輸入代行サイトを利用する場合は、一般的なネット通販と同じ感覚で利用しないことが重要です。
厚生労働省は個人輸入される医薬品について、国内で承認された医薬品のように品質・有効性・安全性が確認された製品とは限らないとして注意を呼びかけています。
とくに注意したいポイントは、以下の通り。
- 成分や品質を外見だけで判断できない
- 個人輸入は自分自身で使用することが原則
- 安全性を保証する表現だけで判断しない
成分や品質を外見だけで判断できない
医薬品が本物かどうか、表示どおりの成分量なのかをパッケージや錠剤の見た目だけで判断することは困難です。
実際にチェコの医薬品規制当局SÚKLは、2021年に「Kamagra GOLD-100」という製品を違法製剤として捕捉しています。
この製品はシルデナフィル100mg/錠と表示されていましたが、実際には表示とは異なる量の有効成分が含まれていたとして、重大な健康リスクにつながる可能性があると注意喚起されています。
厚生労働省関連の注意喚起では模造されたED治療薬を分析した結果、表示とは異なるシルデナフィルが検出され、ある模造品では1錠から118mgのシルデナフィルが検出された例も報告されています。
「箱が本物っぽい」「錠剤の刻印が同じ」といった見た目だけを根拠に、品質や成分量を判断しないようにしましょう。
個人輸入は自分自身で使用することが原則
個人輸入した医薬品は、原則として輸入した本人が自分で使用するためのものです。
厚生労働省は、個人輸入した医薬品をほかの人へ売ったり譲ったりすることや他の人の分をまとめて輸入することは認められないとしています。
そのため…
「余った錠剤を知人に譲る」
「まとめて購入して転売する」
「友人の分も一緒に注文する」
といった行為は避けましょう。
また医薬品の種類や数量によって輸入手続きが異なるため、購入前に最新の厚生労働省のルールを確認することも必要です。
安全性を保証する表現だけで判断しない
「100%本物」「絶対に安全」「副作用の心配なし」といった広告表現だけを根拠にサイトを選ぶのは避けましょう。
厚生労働省は、海外から個人輸入される医薬品について、日本の医薬品医療機器等法に基づく品質・有効性・安全性の確認がなされていないものがあり、正規メーカー品を偽った製品が含まれる可能性もあると注意喚起しています。
また個人輸入代行をめぐっては、海外製医薬品の購入を違法に誘引する仲介業者によるトラブルについても注意が呼びかけられています。
サービスを比較する場合も広告文だけで判断せず、確認できるサービス情報をチェックしましょう。
カマグラゴールドの死亡リスクについてよくある質問

- Qカマグラゴールドを2錠飲んだら死亡しますか?
- A
2錠服用したから必ず死亡するとは限りませんが、1錠あたりの含有量によっては非常に高用量になる可能性があります。
国内承認シルデナフィルは1日1回、投与間隔24時間以上と定められています。
また過量投与に対する特異的な解毒薬はありません。
すでに想定以上の量を服用し、体調に異変が現れている場合は、追加服用せず速やかに医療機関を受診してください。
- Qカマグラゴールドを飲んだ後に胸が痛くなったらどうすればいいですか?
- A
強い胸痛・胸部の圧迫感・息苦しさなどが現れた場合は、追加服用せず速やかに医療機関を受診してください。
シルデナフィルでは胸痛のほか、頻度不明ながら心筋梗塞・低血圧・失神などが副作用欄に記載されています。
また、ニトログリセリンなどの硝酸剤・NO供与剤とシルデナフィルの併用は禁忌です。
受診時には、シルデナフィルを含むED治療薬を服用したことを必ず医療従事者へ伝えましょう。
まとめ

カマグラゴールドについて、製品そのものに限定した死亡件数を公的資料から把握することは困難ですが、有効成分のシルデナフィルでは死亡例を含む心筋梗塞などの重篤な心血管系有害事象が報告されています。
また発売初期のバイアグラ使用者の死亡報告では、心血管系の危険因子を持つ人や併用禁忌の硝酸系製剤を使用していた人が含まれていました。
ただし、これらの死亡すべてについてシルデナフィルとの因果関係が確認されているわけではありません。
とくに注意したいのは…
- 心臓や血管に持病がある
- 血圧が極端に低い・高い
- 硝酸剤などの併用禁忌薬を使用している
- 国内承認量を超える高用量を自己判断で使用する
といったケースです。
さらに、個人輸入品には国内承認薬と同じ品質・有効性・安全性の確認が行われていない場合があり、カマグラゴールドについても表示された有効成分量と実際の含有量が異なる違法製剤が海外の規制当局によって捕捉されています。
死亡例の有無や価格だけで判断せず、持病・血圧・併用薬・用量・入手経路まで含めてリスクを理解することが重要です。
個人輸入を検討する場合は価格だけを見るのではなく、支払い方法・配送条件・問い合わせ窓口など、サービスごとの条件も確認しましょう。
また個人輸入品には国内承認医薬品とは異なるリスクがあります。
注意点を理解したうえで比較することが大切です。
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